週末料理人CJ

普通のサラリーマンが週末に料理する内容をゆるーくあげていくブログです。

【カレー】チキンのスープカレー

どうも、週末料理人のCJです。

 

今回は「チキンのスープカレー」を作っていきたいと思います。
(↓の写真はエビのスープカレーですみません)f:id:shigekicks_cj:20210616161015p:plain

今回は誰かの動画を参考にしているわけではなく、ほとんどCJオリジナルとなりますので、できるだけ丁寧に書いていきたいと思います。(そのため、長くなってしまうことご容赦ください)

恐らく「スープカレー 作り方」でググった時に出てくるレシピとそんなに変わらないと思います。

さて、今となってはかなり市民権を得てきたスープカレーですので知らない方は少ないと思いますが、一応説明を載せておきます。

Wikiを要約すると、
小麦粉を使う従来の粘り気のあるルーカレーと違い、スパイスの効いた旨みのあるスープと、大ぶりの具が特徴のカレー
であり、カレー好きのバイブル的漫画である「華麗なる食卓」では

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大泉洋さんにそっくりな大泉洋というキャラクターが言っているとおり、
小麦粉を使っていない、具材とは別にダシをとって使っている、スパイス重視のスープ状のカレー」とのことです。

私は学生の頃、毎年のように札幌に住んでいたの友人宅に数週間泊めてもらい、スノボに勤しんでいまして、その頃からすっかりスープカレーのトリコです。しかしながらスープカレーが食べられるお店はもちろん探せばありますが、そんなに多くないイメージです。勝手に作れないものと思っていましたが、これまたやってみたら意外と美味しいのでオススメです。

ではいってみましょう。

1.まずは野菜を準備し、皮などの端材を軽く油をひかずに炒めた後で塩と水を入れてダシを取っていきます。今回はナス、玉ねぎ、ニンジン、ヤングコーン、ニンニク、トマト、玉ねぎ、パプリカを使います。(パプリカは写真とるの忘れました)

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皮に泥がついていたりして気になる場合は洗っておきましょう。

トマトは皮の部分の果肉を角切りにして使い、種とグジュグジュの部分はこのダシに加えます。

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2.続いて鶏ガラからダシを取っていきます。たまたま鶏ガラがあったのでガラからダシを取っていますが、この工程(1の工程もですが)は面倒であれば固形ブイヨン等で済ませてしまっても問題ありません。

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灰汁が結構出るので、掬いながら煮詰めていきます。冷蔵庫で眠ってたニンジンの切れ端も入れておきます。

3.続いて玉ねぎをスライスしていきます。写真では使いかけの玉ねぎ1個強がありますが、最終的にこれプラス丸一玉して2玉強をスライスしています。そのあとスライスした玉ねぎに塩を振りって混ぜて15分ほど置き、余分な水分を出していきます。

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玉ねぎをみじん切りにせずスライスする理由としては、
1.この後の工程で握りながら絞ることで水分を出すときに握りやすい
2.切断面積を大きくすることで水分が出やすくする
3.目が痛くならないように
というのがあります。
食べるときに邪魔にならないの?と思われそうですが、後の工程でペースト状になるまで炒めるので問題ないです。

4.15分経ったら玉ねぎを握りながら絞って水分を出していきます。この工程で水分を出せば出すほど、後ほど飴色玉ねぎペーストを作るための時間が削減されるイメージです。

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だいぶ水分が抜けて、小さくなりました。この工程がみじん切りだと指の間から玉ねぎがスルスル逃げて絞り切るのが難しいです。

5.玉ねぎを炒めて飴色玉ねぎペーストを作っていきます。色々コツがあるので写真と一緒に細かく説明していきます。
 ①まず油を敷いて玉ねぎを炒めていきます。何の油でもいいと思いますが、私はオリーブオイルを使っています。バターは焦げやすいのであまり使いません。火加減は強火です。

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やみくもに炒めるのではなく、↑のように平らに敷いて火を通していくと効率が良いです
 
②平らに敷いた玉ねぎを崩して、また平らにして炒めていきます

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コツは「焦げても気にしないこと!」真っ黒コゲはダメですが、多少の焦げは気にせず強火でどんどん炒めていきます。

 ③水分がなくなってきたら差し水をして、引き続き炒める、を繰り返していきます

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そろそろ?まだまだ

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これくらいで勘弁しといてあげましょう

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6.玉ねぎペーストにニンニクのみじん切り、1で角切りにしたトマト、すりおろしショウガを加えて、少し水気が飛ぶまでカレー粉を加えながら炒めていきます。

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7.1&2の工程でとっていたスープを少しずつペーストに混ぜていきます。

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一気に混ぜるとペーストを溶かしにくくなるので少しずつ。ここで塩・スパイスの調整や隠し味的なものを入れて味を決めていきます。カレーの隠し味は色々ありますが、なるべくとろみがつかないようにしましょう。

8.続いては鶏肉を処理していきます。使う鶏肉はスーパーで普通に売っている若鶏のモモ肉になります。モモ肉は皮を剥いで余計な脂や筋をできる限り取って、塩を振って少し置いておきます。余計な水分が出てくるので、拭き取ってひと口大に切ります

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皮は好みにもよりますが、スープカレーにおいてはあまり脂っぽくならず、サラサラとした口当たりに仕上げたいため取っています。脂や筋は臭みや歯触りが悪くなる原因にもなるのでできる限り取り除いてあげましょう。

9.具材を炒めていきます。スープと一緒に煮込むのは鶏とニンジン。残りは火が入ったら除けておきます。

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ナスやパプリカは煮込むとグジュグジュなってしまいます。本当は野菜を素揚げすると良いんですが、揚げ物は色々と面倒くさいので。。。

 

10.炒めた野菜にスープをかけて出来上がり!

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随分と長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございます!
もう少しブログを書くのが上手になれば短くまとめられるんだろうなあ。要精進です。


カレーに対しては色々と思い出やこだわりがある私ですが、長くなってしまったのでまた別の機会に様々な切り口でお伝えしていこうと思います。



 

ではまた。