週末料理人CJ

普通のサラリーマンが週末に料理する内容をゆるーくあげていくブログです。

【和食】サヨリの梅肉包み揚げ

どうも、週末料理人のCJです。

 

前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、今回は「サヨリ梅肉包み揚げ」を作っていきたいと思います。


今回、サヨリの捌き方に関しては銀座渡利さんの動画を参考にしていますので、また下にリンクを載せておきます。捌く工程自体は詳しく記載していないので、そちらの動画をを見ていただければと思います。

さて、サヨリですが下の写真のように口が尖っているダツの仲間の魚です。(尖っているのは下唇で近くで見るととてもかわいいです)

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旬は秋~春で、比較的安価で手に入る魚のように思えますが大きい型になると急に値段が跳ね上がる印象です。細い割に骨が強く太く、歩留まり(可食部分が取れる割合)が悪いため、大振りになると高価になるということかもしれません。

なお、私はサヨリの刺身が大好きで、少し寝かしたり脱水締めすると身が適度にネットリとしてとても美味しいです。家で食べるくらいのサイズなら安く手に入るので丁度いいです。
(↓は以前作ったサヨリのお寿司です。お寿司の記事も今後書いていきますね)

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、サヨリ梅肉包み揚げです。築地で加熱用のサヨリが安価(というか他の魚と合わせて激安)で売っていたので購入しました。開いて塩焼きでも良かったのですが、少し芸がない感じがしたので揚げることにしました。

 

1.まずは銀座渡利さんの動画を参考に、サヨリ腹開きにして腹骨をすいていきます。そしてサヨリで包む大葉と梅肉を準備していきますが、梅肉は手っ取り早くチューブのものを使います。(これ、めちゃくちゃ便利です!

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余談ですが、サヨリの開きをこのように並べると料理できる感が増す気がします。刺身で食べる場合は片身ずつ皮から外せば刺身になります。

2.サヨリの上に二つに切った大葉を↓のように乗せ、その上に梅肉をのせて巻いていきます。サヨリの身に少し塩を振って水分を出しておくとより美味しくできます。

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本当にサヨリは身がキレイなので、仕込みをやっているときにテンションが上がります。自分が割烹の板前にでもなったかのような。。

3.サヨリで巻いたものに片栗粉をまぶして揚げたら出来上がり。

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揚げたてのサヨリの身はホクホクで、大葉と梅肉の爽やかな酸味と非常に合っていてとても美味しかったです。味もさることながら、この見た目ですよね。上述のとおり、サヨリを捌く手間以外はとても簡単で、そのくせ出来上がりのこの手練れ感、はっきり言ってお得です。

さて今回の材料のサヨリですが、言わずと知れた寿司マンガの金字塔「将太の寿司 」において新人寿司職人コンクール東京大会の初戦、「飾り寿司対決」で使われた魚として有名です。それを見て捌くのが大変だと思っていたため、なかなか手が出せませんでした。しかしYoutubeで捌き方を見てみると「案外自分でもできそうだな」と思い、いざやってみたら意外と形になりました。この「案外自分でもできそうだな」っていうのが意外と大切だと思っていまして、週末料理は「失敗して当たり前、うまくできたら儲けもん」という心構えが良いと思います。


サヨリはスーパーなどには出回らず、お寿司屋さんとかでしかなかなかお目にかかれませんが、とっても美味しいので本当におススメです。

残念ながらこの記事を書いている時期では旬が過ぎてしまっているため、秋口まではお預けになります(今年の夏も暑いそうなので、もうちょっと先かな)が、その時を楽しみに待っていようと思います。

 

今回の参考動画は銀座渡利さんのサヨリの捌き方になります

www.youtube.com

 

もう少し投稿のペースを上げていこうと思いますので、お付き合いいただければと思います。

 

ではまた。